◇ 2002年度には1050万本が販売
日本で初めて登場した18禁ゲームは、1981年にハドソンがシャープのパソコンであるMZ-80K・MZ-700用に発売した『野球拳』とされています。それ以来40年以上の間、数多くのタイトルが次々に送り出されており、時に『Fate/stay night』のように、後に多くのシリーズの礎(いしずえ)となった作品も生み出されています。
しかしながら近年では、18禁ゲームは衰退の傾向にあるともいわれています。それは事実なのでしょうか。
18禁ゲームの審査を行なっているコンピュータソフトウェア倫理機構によれば、最も多くのパッケージが販売されたのは2002年度の1050万本となります。
同年に発売されたタイトルで有名なものといえば、Leaf(アクアプラス)の『うたわれるもの』や『腐り姫』、虚淵玄氏がシナリオを担当した『鬼哭街』(ニトロプラス)、超個性派ヒロインのタカさんが登場する『The ガッツ!』、後にシリーズ化され複数回のTVアニメ化も行われた『D.C. ~ダ・カーポ~』、アリスソフトの『妻みぐい』に『超昂天使エスカレイヤ―』など、まさに多士済々の勢いです。
個人的に振り返っても、この時代が一番盛り上がっていた時期だったと思えます。特にこの時期は日本の人口のボリュームゾーンである団塊ジュニア世代がまだ20代後半~30代前半であり、活力に満ちていた上に社会人として働いているため購買力も高かったことから、活況につながっていた可能性が高いでしょう。
そこから19年後の2021年度の販売数はパッケージが236万本、PCのダウンロード数が357万本、スマホなどの携帯端末ダウンロード数が4万9778本と、合計で600万本弱となり、本数だけを見れば4割減少した形となります。
日本人の平均年齢が48歳をこえたことと、日本経済の停滞を考えれば市場の縮小はなんとなく想像できるかもしれませんが、実はここには登場しない数字も存在しています。
それは、「同人タイトル」です。
◇ 海外で存在感、「同人タイトル」
同人タイトルはソフトウェア倫理機構の審査対象外であり、統計には計上されていません。しかし現状では大きな存在感を示しており、例えばNEKO WORKsの『ネコぱら』シリーズは2021年時点で500万本以上の売り上げを叩き出しています。購入者は主に北米と中国に集中しており、日本国内の売り上げは1割以下とされています。18禁ゲームの主戦場が海外へと変化したことを示す好例と言えるでしょう。
ちなみに『ネコぱら』は当初18禁タイトルの販売が禁止されているSteamでの展開となりましたが、公式サイトで有償パッチを購入することにより規約をクリアしています。
他にも存在感を持つタイトルは複数存在しており、18禁ゲームの主戦場は同人へと移行しつつあるのかもしれません。最近18禁ゲームの元気が無いという話は、国内だけを見た場合に限られるのでしょう。
また、18禁ゲームの状況が見えづらい理由として挙げられるのが、情報の入手手段が雑誌からTwitterなどのSNSへと移行したためと考えられます。SNSでの情報発信は便利なものですが、18禁コンテンツはセンシティブとされ情報を表に出しづらい傾向があります。うかつに画像などの情報を出せばアカウントの凍結やシャドウバンの対象となるため、情報の拡散は難しいでしょう。
かつては雑誌「コンプティーク」の袋とじでなどで特集されていた18禁ゲームでしたが、2000年ごろには膨大な数の雑誌が刊行されており雑誌コーナーの一角を占拠する勢いでした。しかし現在では「BUGBUG」や「メガストア」などごく一部が刊行を続けている状況となっています。
ゲーム自体もパッケージからダウンロード主体となり、目に見える形では減ったように見えてもおかしくはありません。しかし実態は、今なお18禁ゲームは一定の人気を集めており、世界規模で存在感を発揮し続けているといえるでしょう。
引用元:https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1683381065/
PiaキャロットとかToheartとか同級生とか面白かったな
それで売れるんならむしろ安くつくだろうし何が問題?
ただでさえ市場規模が縮小しているから性癖の最大公約数を求めると萌えヱロゲーになるのはある意味仕方がないかと
その分ニッチな需要は同人がになってきたから…
>>4>>18
ヱロゲーの場合ご褒美(ヱロシーン)が目当てだから
ゲーム性に凝ったところでヱロまでが遠いとか難しいとか文句言われるだけだから…
ただの紙芝居ですら
攻略的には無意味なおふざけ選択肢とかBADエンドとかが削られていった結果
序盤にヒロインルートを選択するものがひとつだけというのが当たり前になっちまった
230万本位でしょ
DLを2倍にしてもPSよりも売れてる
開発費も130億とかかからないしなw
商業メーカーも同人におるしな
まぁエルフがアレなんで無理なんだけどさ
下級生3かワーズワースの新作でもいいぞ
結婚したのか、俺以外の奴と…のアレ
0時販売とかよく行ってた
>>18
演出凝ってるのはそこそこあるかな
Live2D立ち絵は好き嫌いあるのであんまり採用されない
>>14
ビートリフレ(旧題マッサージフリークス)は発禁(無期発売延期)食らったからSwitchで出ないけど次回作はSwitch/Steamやぞ
ポリゴンとかもあるけどほぼ紙芝居だね
昔と比べて動いたりはするけど
微妙に進化してんだな
いつも上位にあるぞ
Steam版恋来い温泉物語VRクリアした
公式サイトの18禁パッチ当てて
もぐらソフト
は割引無くても即買いしてる
フォースポークンとか見れば分かると思うけど買い切りゲー(新規IP)は商売として美味くない
とんでもない労力がかかるわりに売れるとは限らないからな
それに対してヱロは一定数が絶対に売れるのよ
この下支えが有り難い
男の本能だからPSや箱のゲームが滅ぶ事はあってもヱロだけは絶対に滅びないしな
何時の時代もPC
2~3千円程度の同人アクションやRPG買った方がいいというのは
インディーゲームを買う感覚に近い
真面目にゲーム作っても抜きシーン早く見せろよゲーム部分邪魔と言われたら皆紙芝居に走るわな
そりゃゲーム遊びたいんならわざわざ劣るヱロゲーやらんでコンシューマでやった方が基本的に良いからな
逆にゲーム部分が良すぎるとヱロが邪魔になったりするし
パケ流通の問屋との取引のために会社化してた都合でソフ倫も通してたってのが実情なんで、その都合が無くなったら実態としてヱロゲーの数は変わりなくてもソフ倫が集計する数は減るわな
個人的にご褒美にヱロがある、状況からしてヱロ演出が選択肢のひとつにってのは嬉しいけどなぁ
紙芝居苦手だし
パケ版のヱロゲー買ったのはランス10が最後だったな
あとヱロゲー自体がニッチなジャンル自体を出す所が減った関係で興味がなくなった感じだな
迷宮にはえっな絵がご褒美として待っているお宝目指して強くなるという感覚で遊んでた
特に迷宮モノじゃないどちらかというと館モノなのかもしれなかったけど
遺作は18禁という禁じ手と従来のゲームの組み合わせがやばすぎた
ビジュアルノベルなんて官能小説とサウンドノベルの組み合わせという悪魔合体を
最初にやってのけたやつは先見の明がありすぎだろうという(まあそれ以前からあったのかもしれんが)
90年代の18禁ゲーム開発者にはアウトローな天才がたくさんいた時代だったのでは
いまの時代にあんなことやってたら予算がいくらかかるのかわからないだろうけど
価格:24,800円 |
コメント